相手から奪い取ろうとする考え
周囲の人から奪い取ろうとする人は、「集団が皆で幸せになっていこう」と考えるのではなくて、自分だけ奪い取ってやろうと考えています。実際にそう考えていなくても、そのような行動になっていることが多いです。全体が豊かになることを考えるのではなくて、自分だけが豊かになろうと考えているのです。
家庭内でもこうした傾向があり、お互いに高め合っていこうとすれば雰囲気の良い家庭になりますが、誰かのせいにしたりする家庭は雰囲気が悪くなっていきます。
周囲の人が離れて行ってしまう
自分を都合よく利用しようとする人からは、「誰もが離れていく」ことになります。そうすると、人間関係がうまくいかなくなるので、孤立することになります。自分自身が孤立すると、良い人間関係が構築できないことになるので、簡単に誰かに騙されてしまうことになります。例えば、「良い儲け話」に乗ってしまったりすることになるのです。
周囲に対して何もしてあげなければ、自分自身の味方がいなくなってしまいます。
自分の実力を高められない
人を利用しようとする人は、何かをお願いすると、すぐに逃げ出します。相手の事は利用するのに、自分では何もやりたがらないのです。やったふりだけをして、逃げ出そうとします。自分のミスもひとのせいにするなどして、自分で何も責任を取ろうとしません。つまり、大人になり切れていない子供なのです。
このように「子供の性格」は、赤ん坊と同じであり、自分自身を高めることができません。その結果、自分自身が大人になりきれないままに、責任を放棄したままで何事も行うようなことになっていきます。
お金の使い方がおかしくなる
自分のことしか考えない人は、自分にお金を使おうとする傾向があります。そうすると、出すべきところでお金を出し渋るようになるのです。お金は、きちんと使う所に集まってくる傾向があり、使い方をケチケチしていると、それだけお金が出ていく事にも繋がります。お金は、自己投資であり、「お金を使うこと」によって学ぶことができるのです。
付き合う人を選んでいる
お金を使っている人は、人脈が広いので、「相手がどのような人か見極める能力」にも長けています。自分自身から奪い取ろうとしたり、不利益をもたらす人とは、距離を取るような付き合い方をしています。
お金を使う所に人が集まる
お金を使う人は、それだけ「経験と情報を保有する」ということになります。そうすると、話が面白くなっていくので、自然に人が集まってくるようになるのです。お金をケチケチしてばかりいると、いつも「最安値のホテル」ばかり宿泊することになりますが、それでは実力を身に着けることはできません。
テイカー同士の付き合いになる
まともなギバーは、テイカーからは距離を取ろうとします。その結果、相手から何かを奪いあうテイカー同士が残ることになるのです。テイカーとは、いざとなった時には全く助けてくれない人です。自分ばかりが助けてというのに、こちらが助けて欲しい時には、何もしてくれません。
自分自身が周囲に「何かを提供しよう」という意識がなければ、人間付き合いは悪化していきます。
