マッチングアプリの優越感
女性にとって、マッチングアプリ上にあるのは、「選ぶ側の優越感」です。自分の今の姿にいいね!してくれる男性から選ぶことができるのです。自分の今の姿を「かわいい」と言ってくれたり、「素敵」と言ってくれたりして、煽ててくれます。
今まで全くモテなかった女性も、男性との出会いがゼロで飢えていた女性も、男性から次々といいね!を受けることができます。そして、そのいいね!をしてくれた男性から選択することができます。男性の上に立ったような優越感も味わうことができます。
承認欲求が簡単に満たされる
マッチングアプリでは、男性から大量にいいね!を受け取ることができます。そうすると、自分自身の承認欲求が満たされて、ドーパミンも大量に放出される「興奮状態」に陥ることになります。今まで全くモテなかった「非モテ女性」でも、マッチングアプリで大量にいいね!が届くのです。
出会いの数が無限大という罠
マッチングアプリでは、出会いの数が無限大(のように見える)です。そのため、マッチングアプリを通じて彼氏・彼女ができたとしても、「もっといい人がいるかもしれない」と感じてしまう傾向があるのです。そして、もっと良いイケメンを探すようなループにはまりこんでしまいます。
マッチングアプリでは、自分自身の妄想の世界で相手を作り上げるので、理想のハードルはぐんぐん上昇する。男性が次々にいいね!をくれるので、現実には絶対に選べないような男性を要求するようになり、その妄想の男性を追い求めていくような状況に陥るのです。
性的対象としてモテている
マッチングアプリでは、女性は「性の対象」として見られています。そのため、マッチングアプリというよりは、「性的アプリ」と言えるようなものになっています。男性は、自分自身の性的な欲求を満たすためにマッチングアプリを利用しています。
男性は、素人の女性を「落とす」ことを楽しみにアプリをやっています。
非モテ男性の満足感が高い
普段から非モテ男性の場合には、女性と1対1で会話できるだけで満足感を覚える人も多いことでしょう。女性にとって「いい迷惑」とか「時間の無駄」と思うかもしれませんが、男性にとってみると、有意義な時間を過ごせたり、いい練習台になってくれると思ってしまうのです。
自分の実力は伸びていない
マッチングアプリでは、自分自身の実力は何も伸びていません。何か努力をするということもなしに、ただ単純にスワイプを繰り返して、メッセージのやり取りしているだけです。それを続けているのは、「時間の浪費」とも言える行動でしょう。