恋愛を大切にできない可能性
出会い系サイトで出会った場合、その１つ１つの恋愛を「大切にできない」ことが多くなります。自分が少しでもタイプと違ったら「ポイ捨て」するのです。結局、見つけるのは「自分に都合が良い人」であり、相手の都合を考えたりはしません。
そんなことをしていても、自分の水準を向上させることはできないので、相手をコントロールするだけの「ワガママで身勝手な人」になってしまいかねません。
外見・条件ばかりに目がいく
出会い系サイト、お見合いというのは、外見・条件にばかり目が行くようになっています。はっきり言って、内面を見てもらう時間がないので、手っ取り早い「外見」「条件」のみで人気がランキングされるスタイルになっています。そのために、内面を重視して欲しい男性こそ不利と言えるでしょう。
自分の生き方を貫いているなど、「自分の内面を良く知って欲しい」と考える人は、職場恋愛などが向いていることになります。また、女性も外見・条件ばかりにとらわれず、「男性の内面」を知れたほうが将来的に良い場合が多いので、やはり学校・職場での出会いから発展する方が良い相手に巡り合えると言えるでしょう。
共通の知人が存在しない欠点
マッチングアプリでは、いつまでも相手の表面のことしか分かりません。仲良しの友達であれば、誰でも知っているような本人の性格ですら、マッチングアプリで出会った人は、いつまでも知ることができないのです。何故なら、友達関係がすっぽり抜け落ちているからです。
学校で知り合ったのであれば、同級生の存在を気にしながら恋愛することになるでしょう。職場で知り合ったのであれば、少なくとも職場関係の人に共通の知人がいることになります。そういうものがないと、相手の本当の性格がいつまでたっても分からないのです。また、学校に見られるような「複数人で遊びに行く」ということもできません。
マッチングアプリに合う人
マッチングアプリに合う男性というのは、30歳以下であったり、自分の容姿にかなりの自信を持っている人だけです。そうでない人というのは、マッチングアプリに向いていません。例えば、35歳以上であったり、写真の容姿がいまひとつの人というのは、マッチングアプリに向かない人と言えるでしょう。
マッチングアプリにおいては、女性は「完全に選ぶ側」なので、女性が選び放題の中で、男性の容姿が少しでも劣っていただけで、完全に「恋愛対象外」になってしまうことになります。
魅力的な人を見抜けない
現実の社会では、40歳で”おじさん”と呼ばれる人と、22歳の女子大生の恋愛が成立してしまったりします。それは、出会い系サイトでは「ほぼ起こりえないこと」です。出会い系で40歳と22歳が出会うというのは、真剣交際を狙ったものではなくて、それではパパ活になってしまいます。
現実社会においては、魅力的な40歳と22歳が出会って恋愛に発展するということもあるでしょう。それが「出会い系アプリ」では、ほぼあり得ないことなのです。（逆に25歳の男性と40歳の女性の逆年の差カップルであれば、出会い系で成立することもあります。）
女性というだけでモテる現実
マッチングアプリというのは、「女性」というだけで男性からチヤホヤされることができます。現実のリアル友達の間では、全くチヤホヤされないにも関わらずです。現実でチヤホヤされないというのは、本人にそれぐらいの魅力しかないのですけど、それをマッチングアプリは無視させてくれるのです。
現実で男性からほとんど相手にされないような人でも、マッチングアプリであれば、いいね！を貰うことができたりして、承認欲求が満たされることができます。
女性が求めているのはロマンス
女性というのは、いつの時代もロマンスを求めているものです。女性が憧れるデートというのは、遊園地で笑いあうカップルになりきることです。女性は、女性として扱われて、初めて「女性として輝く」というところがあるのです。
そんな自分に夢中になってくれる男性、自分を女性にしてくれる男性を女性は求めているのです。
理想の相手に巡り合えない
自分の年齢が高くなってから出会い系サイトに走っていったり、現実で出会いがないから出会い系サイトに走るというのは、価値の無い商品を押し売りするのと同じになってしまいます。現実社会で出会いがなければ、それを探すように現実社会で行動することが必要で、その経験がどんどん自分を磨くことに繋がるのです。
自分自身の内面が成長しない
出会い系サイトの最大の問題点は、「自分自身の内面を成長させることができない」という点です。自分の恋愛力というのは、現実に出会える周囲の男女と切磋琢磨することで磨かれていきます。そうした切磋琢磨がない状態で、出会い系サイトに走ったところで、未完成の自分で良い人と出会えるはずもありません。
恋愛で満たされない理由
恋愛で満たされないのは、自分が好きになって貰ったとしても、「相手のことを好きになれないから」です。幸せを感じるときというのは、相手に愛された時よりも、むしろ「本当に愛すべき人ができた時」と言えるかもしれません。
女性が求めているものは何でしょうか？それは、相手の女性を「本気で気遣うこと」です。その境地に至るためには、表面しか見えないような出会い系ではやはりダメなんだと思います。
