擬似恋愛をしてしまう『アイドル依存症』の特徴とは?

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アイドル依存症は、生活の中心がアイドルになってしまうことによって、自身の生活が破壊されていく依存症とも言えるでしょう。お金を一時的な快楽のためにアイドルに注ぎこんでいくことによって、自分の生活がジワジワと破壊されていきます。
擬似恋愛をしてしまう『アイドル依存症』の特徴とは?

アイドルにお金をつぎ込む

アイドルのライブイベントやコンサートに参加するには、交通費、チケット代金、宿泊料金など、1回で数万円~10万円ものお金がかかってしまいます。自分がほかにやりたい事が出来たとしても、アイドルの追っかけにお金を使っていたのでは、やりたい事が出来なくなってしまうのです。

自分の生活が貧困ギリギリで我慢して、アイドルに高額のお金を注ぎ込んでいたのでは、本当の意味で自分の生活を充実させることができなくなってしまいます。アイドルに心を奪われているような生活では、自分の生活を充実させることができないからです。

つまらない生活からの脱却

アイドルに熱中してしまう人は、自分の生活に刺激がなくてつまらないと感じている人が多いです。アイドルに『擬似恋愛』の恋をする事によって、自分のつまらない生活から脱却しようとするのです。アイドルが見せてくれる夢によって、つまらない生活から脱却しようと思い始めるのです。

20代前半ぐらいまでは、その事に疑問を抱かない人も多いですが、さすがに20代後半になってくると『自分はこのままで良いのだろうか』と疑問を抱く人が増えてくるようです。30代、40代になっても、アイドルを追いかけて、自分の人生が貧乏なままという状況を想像できると、アイドル依存症に疑問を抱くようになるでしょう。

自分がアイドルに熱中している間、周囲は次々と現実の恋愛をして結婚をするなどして、勉強・仕事に集中して収入も高くなっているかもしれません。周囲の人間とのギャップが大きくなれば、低収入でアイドルを追いかける世界に疑問を抱くようになっていきます。

巧妙に仕組まれるマーケティング

アイドルのグループはは、ファンを集めるために巧妙に計算されたマーケティングを行っています。AKB48は、身近に感じることができるアイドルを売りにして、CDに特典を付けることによって、CDを大量に買わせるという商法に成功しています。

アイドルにお金をどのように使わせるかをマーケティング会社が次々と編み出して、ファン層を広げてアプローチする事に熱心になります。

永遠の16歳の瞳

アイドル中毒になっている女性というのは、何歳になっても『永遠の16歳』のような瞳をしていると言われています。50代、60代になってアイドルを追いかけることにお金を注ぎこんで、「永遠の高校生」のような状況になっている奥さんも沢山いるのです。

アイドルは振り向いてくれない

アイドルと言うのは、自分に振り向いてくれることがありません。一方的にアイドルを擬似恋愛で愛することになっていくと、深みにはまり込んでいくことになります。振り向いてくれないアイドルに大金を注ぎこんで、アイドルの側は高級マンションに住んで美人のモデル彼女がいるかもしれまないのに、自分が貧困で支えていく訳です。

アイドル中毒を卒業する

アイドル中毒を卒業するには、自分自身のお金の使い方を変えていくのが一番でしょう。アイドルに向けているお金を自分の生活に向けることができれば、もっと充実した生活を過ごす事ができます。特に周囲の家族・友人との関係にお金を使うようにすれば、生活がもっと充実していきます。

『自分のための人生』を生きようと思えば、自分のためと、家族・友達のためにお金を使う必要が出てきます。

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