30代になって変わる難しさ
20代に大学を卒業して社会人になったり、海外に留学したりする人が多いですが、30代になってくると20代の経験を活かして仕事に取り組むことのみに熱中して、新しい経験ができない可能性があります。新しい経験ができないと、思考を柔軟に変化させることができなくなる可能性があります。
40代になってくると、さらに新しいことに積極的に取り組むことが難しくなります。例えば、40代で楽しくアルバイトをしようとする人は少ないでしょう。年齢が高くなるに従って、新しいことに取り組んだり、環境を変える事が難しくなるので、成長する機会が減少することが一般的です。
頻繁に移動する人が成長する
人間というのは、多くの場所を経験することによって成長することができます。逆に全く移動しない人は、成長することができなくなってしまいます。別の文化、別の言語に接すると、価値観が全く違う世界を経験して、人間が大きく成長することができます。
移動を行うことは、時間・コストがかかることですが、その時間・コストをかけた事が自分の「気づき」に繋がって、それが成長に繋がっていくのです。また、移動を繰り返すことは、自己管理を徹底することにも繋がります。朝起きて、夜寝るまでのパターンを上手に組み立てなくてはいけない必要性が生じるからです。
行動できる人は少数派である
大多数の人は、とにかく口でペラペラと発言するだけで、言い訳ばかりで行動しようとしません。自分から何か行動しようとせず、他人がやってくれるのを期待しているばかりです。他人に世話になってばかりでは、自分の実力・経験を伸ばすことができません。その結果、発する言葉も自分の経験から発する言葉でなくなってしまいます。
実は、世間で「行動力がある」と言われている人の多くは、行動力があるのではなくて、行動するために努力している人たちです。例えば、難しい登山をするために日頃から肉体を鍛え上げたり、海外旅行するために現地語を学習したりして行動に備えています。
年齢とともに成長し続ける
人間というのは、自分の意欲さえあれば、何歳になっても新しい経験・知識を吸収して成長し続ける事ができます。そこに必世なのは、新しいものを吸収しようとする意欲であり、その意欲が失われてしまうと、成長の機会が失われてしまいます。
全く移動しないで1か所に留まろうとする人は、話題がワンパターンになり、新しい気づきも失われます。『安定する』と言えば聞こえがいいですが、数十年も同じ場所から移動しないとなると、それ自体で新しい発想などに乏しい状態になり、自分の競争力が失われていく事になります。
行動したエピソードとストーリー
行動する人は、その行動を行ったことによって、経験したことのエピソード、ストーリーを語れるようになります。その語りというのが、話す会話の内容を面白くするのです。特に失敗談などを面白おかしく語れる人というのは、誰からも人気があります。
様々な場所に行って経験を積んでいる人といのは、自分に持っていない経験をしているという目で見られるので、周囲の尊敬を集める事ができます。その結果、多くの人が「話を聞きたい」と思ってくれるようになるでしょう。
社会の変化に柔軟に対処できるようになる
自分が面倒なことをすればするほど、多くの学びを得る事も出来ます。その学びは、社会の変化に柔軟に対処する能力を備えるのに役立ちます。何も行動しない人は、社会の変化に取り残されて、周囲がどんどん変化していく中で、自分だけ変化できないという状況が生じてしまいます。
行動力がある人というのは、その行動をするために自分磨きを怠らず、常に社会の最先端を目指しています。過去に抜群の行動力があった人であっても、「安定を求める」などの言い訳で行動をしなくなると、全く情報が入ってこなくなる傾向があり、社会の最先端から取り残されることになってしまいます。
経験が乏しい事による損失
世界観が狭くて経験・知識が乏しいことは、経済的な損失を生み出すことになります。例えば、ものを購入する時に「良いものを見分ける」という能力は、世界観が広くて経験・知識が多いほど有利になります。何が自分にとって良いものかが分かれば、そこにお金を使うことができるようになります。
何が自分にとって最大のリターンがあるかを見抜くことができるようになります。例えば、アイドルに対していくらお金を使ってもリターンがほとんど期待できません。自分の周囲の人にお金を使うことは、最大限のリターンが期待できます。
言い訳する人は成長できない
お金がないから旅行にも行けないと言ってみたり、時間がないから旅に出れないというのは、自分自身に対する言い訳で成長の機会を逃していることになります。水物であるお金というのは、カードローンなどを使えば、少額なら簡単に借金することもでき(返すあてがあればそれで良い)ますし、仕事を辞めれば時間もできます。
言い訳して先延ばしにしていると、人生などあっという間に終わってしまいます。成長できる人は、グダグダと言い訳をせずにできる手段を考えて実行しようと具体的に動きます。行動するためにお金が必要になる場合が多いですが、お金が必要になる場合には、お金をどこから調達しようかという事も含めて考えます。
行動する人が成長する
口先でどんなに良い話をしていたとしても、行動しない人は成長することができません。どんどん成長できる人というのは、とにかく行動範囲が広いという特徴を持っています。思いついたことを次々と実行して、周囲を巻き込みながら経験値を高めて成長していきます。
行動力がある人は、周囲から見て頼りになり格好良く見えて、頼りにされる存在になります。自分の能力を把握した上で、その能力に合わせた形で行動する人は、どんどん成長することができます。
リスクコントロールができる
行動力がある人というのは、経験が豊富になってきて、リスクコントロールを十分にできるようになっています。現地の情報収集であったり、自身の語学力に問題がない、現地に友人がいるなど常にリスクを把握してコントロールすることができます。海外では、日本国内と事情が異なって、命取りになる場合があるからです。
登山などのアウトドア行動においても、自分の経験と能力、装備品などを総合してリスクコントロールすることができます。行動力だけでリスクコントロールできなければ、単なる度胸だけのバカということになってしまいます。実際、日本人による「無謀な海外旅行」も少なくありません。
語学力を伴わないような努力・情報を欠いた無謀な海外旅行(単にガイドブック1冊から学んだような旅行)では、現地の様子を軽く見て自己満足しただけで、学ぶところもほとんどないと言っても良いでしょう。
行動力ある男性がモテる
行動力がある男性というのは、自然と人気あるモテる男性になる傾向があります。何かの目的を持って海外に1人旅をしているような男性というのは、あらゆる場面に1人で対処できる能力が求められており、女性から見ると、非常に頼りになる存在に見えます。
最近では、日本人女性が海外にどんどん出掛けるようになっており、非常にアクティブに視野を広げるようになってきています。こうした視野が広がった女性から見ると、海外に1人で行けない男性が弱弱しく見えてしまうのです。
自信のある前向きな姿勢
行動している人は、その行動が自信につながって、発言もどんどん前向きな姿勢になります。行動力に裏打ちされた知識・経験は、その人を成長させます。無謀とは異なる緻密な計画、そして柔軟に対処できる能力などは、生きる術を備えている自信に繋がります。
男性自身が自信を持つことにより、女性に気軽に接することができるようになります。女性をデートに気軽に誘う事もできるようになり、女性の友達が多くて人生を楽しむことができるようになるのです。
柔軟性を持ち合わせている
例えば、海外に1人旅などをしていると、予期せぬ事が次々と怒ったりするので、そのことに対して非常に柔軟に対応できるようになってきます。日本のハイスペック男子と呼ばれる人の中には、柔軟に物事に対処できない人も少なくありません。
行動しない人ほど、固定観念にとらわれてしまって、他の世界を知ることができない人になります。発言する内容もテレビで見た内容であったり、好きなアーティストが言ってることのコピーになってしまいます。
行動力の凄さを周囲に見せない
本当に行動力が凄い人というのは、凄いことをしてもケロリとしており、周囲にその凄さを誇示することがありません。その理由は、行動した事による失敗を重ねているので、すべてが成功しないことを自覚しているからです。
海外の1人旅を余裕で楽しむようになるレベルになるには、現地の語学力、現地事情に良く精通したり友達がいるなど、現地で暮らすほど現地事情に詳しい必要があります。そのようなレベルに達する余裕を見せている人は、現地で暮らすことを凄いとも思っていません。
類は友を呼ぶ法則
結局のところは、ある種の知識レベルの高い人のところにレベルの高い人が集まります。レベル、格の違いがあれば、一緒に会話をしても面白いと思えなくなるので、会話する機会も減っていくでしょう。お酒を飲酒する人は、飲酒する人どうしで付き合い、飲酒しない人は飲酒しない人と付き合いを好みます。
人生は短いので、圧倒的に行動力がある人の友達がいた方が、自分も成長することができるようになります。学校で勉強できる友達がいた方が、自分も勉強するようになるのと同じことです。行動をする人は、最先端の情報を持っている可能性が高いので、その最先端の情報を(失敗したことも含めて)多くの人が知りたいと思うわけです。