自分と相手のメリットを重ねる
最初に大切になるのは、誰かにギブする時は、「自分も得して相手も得する」というWin-Winの関係性を考えることです。最初に自分に提供するもの（スキル・知識）がなければ、相手に提供することができないです。自分も相手もWin-Winにする視点を考えていけばいいということになります。
気持ちの持ち方を変えてみる
人間というのは、誰しも「誰かの役に立ちたい」と思っています。だからこそ、ボランティア活動を行って、誰かの役に立つ行動をしたりするのです。その一方で、毎日のようにボランティアばかりしたのでは、自分自身すら余裕がなくなって、貧しくなってしまいます。
ボランティアは、自分自身の余裕のある範囲で行っていくということになります。
長期的にテイカーが損をする
相手から奪い取ってばかりいるような人は、長期的に見ると相手の信頼を失うことになります。人間というのは、5年～10年で付き合った人こそ信頼しようとするからです。短期的には、奪い取って何か利益を得るかもしれませんが、長期的な人間関係に発展しづらくなります。それは、長期的に多大な損失となります。
短期的に収奪しようとするテイカーは、まともな人から相手にされない状況になります。恋愛で言えば、次々と相手を乗り換えていくことになりますが、いつまでたっても幸せになることはありません。そうしてるうちに、友達まで離れていってしまうことになります。
迷惑なことをされたら抵抗する
自分自身が何か迷惑なことをされた場合には、それに対して「抵抗する」ことを覚えなくてはいけません。嫌なことをされても、そのまま放置していると、相手から完全になめられてしまいます。そうならないためには、きちんと対処する必要があります。
結婚相談所にいい人はいない
結婚相談所みたいな所は、「お金を支払っていい人を探そう」とする場所です。基本、お金で解決しようとする所に「いい人は来ない」のです。結婚相談所で男女が考えていることは、「いかに自分以上の良い相手を見つけるか」という自分本位の考え方であり、自己中心的な考え方で相手を探しているからです。そこに良い人は寄ってきません。
表面的な条件と、少し会っただけの感覚勝負というのは、短期的な人間関係を重視した考え方であり、その「お互いに短期でいい人を探す」というのは、テイカーの発想だからです。焦る気持ちを押さえて、自分の好きなことで相手を探した方が、良い相手に巡り合える可能性は高くなるでしょう。
周囲に対する配慮と思いやり
何より大切になるのは、周囲に対する配慮と思いやりです。配慮・思いやりがない人は、やはり嫌われてしまうでしょう。自分のもっているパイでいかに「相手に喜んで貰えるか」ということを考え続けていれば、周囲を幸せな気持ちで包むことができる人間になることができるでしょう。
周囲から慕われる存在を目指す
自分自身の人生を豊かにしたいのであれば、「周囲から慕われる存在を目指すこと」が大切になります。周囲から慕われる存在は、楽しい人生に向かっていくことになるからです。
自分自身がテイカーの発言をしたり、行動をしたりすることで、ギバーから避けられるようになってしまう可能性があります。そうすると、人生はどんどん悪い方向に向かっていってしまうことになります。
自分のことで精一杯になる
自分のことばかり考えるようになると、テイカーになってしまうのですが、本人はテイカーになっているつもりはありません。自分のことで精一杯であり、他の人から奪い取るしかない状況になっている可能性もあります。そういった人には、損得勘定で「協力すれば得である」ということを納得させる必要があります。
そうして協力したテイカーのパフォーマンスは、極めて最低限のものとなるので、全く高いパフォーマンスは期待できません。「仕方なくやっている仕事」では、高いパフォーマンスは出ないのです。
お互いに向上できる人間関係
良い人間関係というのは、「お互いに向上できる人間関係」になります。一方的にサービスのようなことをしたのでは、良い人間関係を構築することはできないのです。
感謝しない人に関わらない
自分自身が何をしても、感謝されるどころか、収奪してこようとする人もいます。
