結局、どうあがいたところで、「善意のように見せる」ことに限界があります。全てを自分の都合良く解釈して正当化していきます。彼らは第一印象を良くするために最初に相手に良い顔をして接近していきます。親しくなってくると、ジワジワと攻撃を繰り返すようになってくるのです。
先に人の情報を集めておいて、それを後で攻撃材料にして攻撃しようとしてきます。八方美人であるのですが、見抜く力がある人からはすぐに見抜かれてしまいます。年齢を重ねるごとにどんどん孤独になっていきます。
利用価値ある人を使おうとする
カバードアグレッションの人は、利用価値がありそうな人を使おうとしてきます。優しそうに見える人を標的に定めて攻撃を加えることにより、自分の有利なように利用しようとしてきます。
いわゆる「分かりづらいマウンティング」を繰り返して、ターゲットを攻撃してくるのです。周囲にいる優しい人に付け入ることで、自分の利益を確保しようと思っているのです。それは、将来的には友達からの信頼を失う行為でもあります。
虎の威を借る狐
全く人望も力もない人が、力のある人の信用・人望を借りて威張っている状態です。その人自身がリスク回避している限りは、人望を高めることなどできないでしょう。自分自身が社会に役に立とうという意識で動いていかない限りは、誰からも相手にされることはないのです。
リーダーから見ると、大勢がいる前で自分の主張を始める人は迷惑なだけです。関わるだけ無駄なので、距離を取るしか方法がありません。最善の対策は、距離をとることで、自分をターゲットから外して頂くことです。
カバーアグレッションの戦略
カバーアグレッションが取る戦略は、とにかくターゲットとなる人物に迷惑をかけて、それを怒らせることで周囲から『怖い人』のレッテルを貼ることで孤立させるものです。日頃からターゲットの人の情報を集めて、それを多くの人に知らせて、その人が悪い人のような印象を植え付けます。
自分の価値観が正しいと押し付けて、相手の価値観を押し付けてきます。
友人と呼べる関係ではない
悪意を持って支配しようとする人とは、友人と呼べる関係になることはできません。こちらの資源をどんどん利用、吸い取ろうとしてくるからです。友達であれば、物事に協力的であるはずですが、自分を支配してこようとする人は、とても友達と呼べる関係ではないでしょう。
カバードアグレッションは、自分が有利なように相手を使おうという心理であり、自己中心的で相手のことを全く考えない行動です。いわゆる「お人よし」の人に近づいて、吸血鬼のようにその人から資源を吸い上げようとします。
友達は相手の迷惑なことをしない
友達であれば、相手が迷惑と感じることをすることがありません。友達関係は、お互いがお互いのことを思いやり、考えることで成立するのです。相手を邪魔したり、相手の不幸を願ったり、自分が相手を攻撃したりするのは、友達と呼べる関係ではありません。
相手を攻撃しているような人は、友人が全く存在しなくなっていきます。そのため、異性を利用するぐらいしか、誰かと交流を持つことができなくなり、どんどん孤立を深めていくことになるのです。
友人を装って邪魔してくる
自分の近くにいる人が成功すると、自分の状況が悪いように見えて困るので、友人を偽装して邪魔してこようとします。何とかして相手の成長を食い止めようとして、自爆攻撃のように攻撃を仕掛けてくるのです。他人の邪魔をしたがる人は、自分自身の人生がうまくいっていない人でもあります。
不幸の中にいる人は、「相手の邪魔ができれば、どうでもいい」と考えている傾向があり、感情的で何が正しいかなどどうでもいいのです。
周囲の人のせいにして被害者ぶる
自分が悪いことを人のせいにして被害者ぶる傾向があります。自分の都合の良い解釈をして、何でも人のせいに押し付けていきます。例えば、自分が浮気しても「相手の愛情が足りなかったから仕方ない」というようにもっていくのです。
自分が悪いことに対しても、謝罪をせず理由を付けて「相手が悪い」というスタイルにするのです。言い訳、言い逃れをして、何でも相手のせいにして、自分はいつも被害者ヅラをします。もちろん、そんな態度で人望が得られるはずもないので、周囲の人はどんどん離れていき、孤立していきます。
悪気がないように謝罪して邪魔する
悪気がないように謝罪して、相手をコントロールしようと試みていきます。相手に対して「罪悪感」を植え付けようとする言い回しで、”いい人”を自分の支配下にしてコントロールしようとしてきます。また、相手の良心に訴えかけて、”いい人”をコントロールしようとします。
自分がまるで「被害者」であるかのような立場から、相手の弱みにつけ込んでいこうとするテクニックを駆使していきます。言い訳が多くて、相手が許さないことが悪いかのように言うのです。
プライドが高くて負けず嫌い
富士山よりもプライドが高くて負けず嫌いの人は、とにかく厄介な存在です。相手の優しさを利用して、どんどん自分の思うようにコントロールして、支配しようとします。そんな人に相手していると、自分がどんどんダメになっていきます。
発言の細かい所に注目すると、マウントを取ってくる人の特徴が分かります。
距離を置くことが大切
自分をコントロールしようとする相手からは、きちんと距離を取ることが大切になります。最大の防御として、「近寄らないこと」が大事になります。なるべく近寄らなければ、被害を受けることも少なくなります。
最も大切なことは、SNSを通じても、実際にも「接触しないこと」が最大の防御策として有効になります。人間関係が悪くなると、自分の健康にも害を及ぼすことになります。私たちは、良い人間関係を手に入れて、楽しく生きる必要があります。
相手を変えようとしないこと
誰かを変えようとすることは、それ自体が無理なことです。人を変えるには、大幅な環境の変化しかありません。人間は、相手の心を変えることができません。人の性格が変わるためには、自分の苦労も含めてそれなりの時間が必要になります。自分自身が変わろうと一大決心しなければ、変われるものではありません。
カバードアグレッションをしている人は、今の状態が不幸であることが多いのです。今を不幸な状況にあって、足を引っ張る人の相手をしても意味がありません。
自分の情報を伝えないこと
自分の情報を伝えると、それを悪用して、周囲に言いふらそうとします。自分が何をしているか、どんな状況にあるかを伝えないことが大事になります。業界の有名人であったり、権威がある人、代表をしている人などは、親密になることで弱みを握り、それを自分の有利なように利用したいと思っているので注意が必要です。
彼氏・彼女にすると最悪
カバードアグレッションをする人を彼氏・彼女にすると、自分の人生がどんどん悪い方向に向かっていきます。カバード・アグレッションの人と恋人関係になってしまうと、相手から人間関係が完全に破壊されて、孤独に陥ることで、幸福度が大幅に低下することになっていきます。
カバード・アグレッションの人は、相手の人間関係を破壊することにより、自分自身に依存させることを目的にします。その結果、カバードアグレッションを行われた(特に女性)は、友人関係などを破壊されて孤立を深めていき、人生が幸せに感じられなくなってしまうのです。
結婚したら離婚するハメになる
カバードアグレッションをする人と結婚などしてしまうと、自分が好き放題に浮気していたにも関わらず、相手のせいにしながら離婚&慰謝料をむしりとったりすることもあります。
恋愛、結婚などしてしまうと、簡単に『相手と距離を空ける』ことができなくなってしまいます。距離をあけられなくなると、自分の人生の時間の大事な時間を浪費することになってしまうからです。
どんどん新しい挑戦をすること
どんどん新しい挑戦をしていける人は、新しい人間関係もどんどん広がっていく傾向があります。何事もチャレンジを怠らないことです。そうすれば、友達がどんどん近くに寄ってきて、人間関係がとても良くなる好循環に恵まれるようになります。
行動する人は、信頼・信用を集めていきます。全く行動しないで人の邪魔ばかりしている人は、人からの信頼・信用を得られないばかりか、信頼・信用を失っていくことになります。
幸福度は人間関係に比例する
人間関係が良好であるほど、人間の幸福度は向上する傾向があります。孤独感は、人間の幸福度を大幅に下げることになっていきます。周囲の人の信頼を得てこそ、人間関係が幸福になっていくのです。周囲の人の信頼関係を得られないような人の幸福度は高くないということです。
人間関係は、相手を支配したり、勝ち負けを争うものではありません。お互いに相手のことを考えながら情報交換ながら一緒に向上したり、楽しんだりするものです。そのような認識がないと、人間関係を上手に楽しむことができなくなってしまいます。
誰にも相手にされなくなる
最終的には、カバードアグレッションを行っていると、周囲から人が離れていくので「誰からも相手にされない状況」になっていきます。自分の力ではなくて、周囲の人から何かを「奪い取ろう」という姿勢では、次第に周囲から孤立していくことになるからです。
年齢が低いうちは、周囲の人が相手してくれることも多いですが、年齢が高くなってくると周囲が見抜く能力を高めることになっていくので、誰も相手をしなくなります。きちんとした行動をしない人は、社会において評価されることはありません。自分は常にきちんとした行動を心がけるようにしましょう。
新しい人間関係に時間がかかる
新しい人間関係を構築するためには、時間をかける必要があります。特に年齢が高くなってくると、新しい人間関係を構築することが極めて難しい状況になっていきます。カバードアグレッションの人は、人間関係の破壊者であるので、そのような人に関わらないのが良いでしょう。