
与えられた仕事しかしない「受け身の人」は、成長することができません。成長することができなければ、自分自身の仕事もどんどん先細りになっていくことになります。人間関係も全く広がることもありません。
受け身の人間は成長できない
いつも指示を待っているような人間では、成長することができません。最近では、アルバイトにすら、指示を待たないような人間を期待するようになる企業が増えている(それが良いかどうかは別として)のです。そのため、自分が指示を待つ人間ではなくて、物事に積極的に関わるような人間になっていく必要があります。
自分が何かして貰えるという勘違い
自分自身が甘えて育っていると、「周囲の人が何かしてくれる」ことを期待してしまう事になります。
自分から発言して責任を持ちたくない
受け身の人は、自分から発言することで責任を持ちたくないと考えています。なるべく自分は何もせず、周囲の人が持ち上げてくれるのを待っているのです。子供なら、それでも周囲が持ち上げてくれることがあるかもしれませんが、大人になって責任を負わないで逃げていると、自分自身の立場を構築することができなくなります。
周囲の人の信頼が得られない
逃げてばかりいる人は、周囲の人から信頼を得る事が出来ません。「この人は何も積極的に成果を出していない」と思われるようになります。そうすると、周囲から信頼されることもないので、仕事を任されたりすることもなくなって、チームから外されていくことになります。自分自身で積極的に取り組むことは、それだけ信頼を得られる結果に繋がります。
相手のペースに飲まれてしまう
逃げてばかりいて、責任を取らないという事は、誰かに責任をとって貰うということでもあります。自分自身が率先して物事をやらなければ、誰かのペースで物事を進めていくしかなくなります。そうすると、自分自身の世界観もなくなることになるので、自分自身の魅力を失ってしまうことになります。積極的な人、積極性がある人というのは、同じく積極性がある人を好む傾向があります。
新しい人と出会えなくなる
自分自身が受け身であるということは、新しい出会いに対しても「消極的」になってしまうことになります。
ものごとがうまくいかなくなる
受け身の人間というのは、人の苦労を「奪い取る人間」として見られてしまいます。本人にその気がなかったとしても、おいしいとこどりしようとしている、いいとこ取りしようとしているように見られてしまうのです。
自分自身で発言していくことが重要
自分自身が何もしなければ、何も起きる事はありませんが、それでは「組織にとって迷惑な人材」になりかねません。つまり、組織にいられなくなるということを意味しているのです。例えば、会社における会議で『意見を出さない人』というのは、その会議に出席している意味がないどころか、他の人に責任を押し付けて、自分が奪っている