好きと嫌いが紙一重
好きという感情と、嫌いという感情は、紙一重なのかもしれません。自分に全く関係のない人であれば、全く考える時間をもつ必要がないからです。好きという感情は、簡単に変えることができないので、嫌いという感情で置き換えて自分を納得させているだけかもしれません。
本当は大好きなのに、自分の感情どおりに動かない事が多いので大嫌いにしたことにするのです。自分ではない元カレは、コントロールすることができません。憎むべき対象であった元カレを好きになってしまった自分を憎んでいるんです。
好きだったほど憎しみがある
相手の事を大好きだった分だけ、別れた後で「憎しみ」であったり「怒り」の感情が増幅することがあります。別れた後で冷めてくると、相手が自分にした「理不尽さ」に目がいくようになって、憎しみ・怒りを感じるようになる人も多いようです。
愛情というものは消えたとしても、相手に対する何らかの感情が消えないという状況です。「元カレを憎む」という行動で、何とか元カレの事を忘れたい思いがあるのかもしれません。また、自分の自尊心を破壊されたという悲しみが憎さになっているかもしれません。
いずれにしても、元カレに対して怒りをぶつけたくなるのは、相手に対して気持ちがあるからです。
元カレが全て悪い人になる
恋愛において自分を正当化するために全てを元カレのせいにすることで、自分が悪くないようにしたいのです。元カレを悪魔のように悪い人に仕立て上げて、自分を正当化したい心理が働いています。でも、実際に恋愛は「似たもの同士がくっつく」ので、元カレを悪魔にすることで、自己嫌悪にも陥ってしまうのです。
憎いという心理の中に「実は、心の中で好きだけど、嫌いになりたい」という心理が働いていることがあります。恋愛していた相手を「本当に嫌いになる」事はあっても、何年もうらみ続けるのは、やはり好きな所が残っているからでしょう。
未練を恨み・憎さにすり替え
元カレに未練があって、元カレの事を考えたくないので、それを恨み・憎さにすり替えているのかもしれません。好きな気持ちに素直になって、恋愛感情を持てば復縁する可能性もあるのに、また恋愛感情を持ってしまうのが非常に怖い状態なのです。
恋愛感情を持つことが怖いので、相手を憎い人にする事で、自分の恋愛感情を何とか押さえ込もうとしているのかもしれません。憎さがあるなら、好きという感情が裏側にあることが多いので、復縁を目指すのが最も良い方法であるとされています。
好きという名の執着心
元カレに対する執着心が強ければ強いほど、別れた後で憎しみに変わる可能性があります。自分が正しいことをしたという自尊心・プライドが傷つけられたという気持ちが相手を憎む心に変わったりします。
自分を傷つけた元カレを嫌いという感情がある限りは、元カレに執着している状態になります。
大恋愛で男性の上書きに失敗
「女性の恋が上書き保存」と言われる事がありますが、数年以上にもわたる大恋愛をしたことで、特定の男性を忘れられない状況になることもあります。次に真剣に恋愛できる関係の男性が現れないうちは、特定の男性を忘れられなくなります。
特に自分が尽くした相手であればあるほど、忘れることができなくなります。女性というのは、新しく好きな人が出来ると過去の男性を忘れる傾向にありますが、過去の恋愛を忘れることができない場合もあるのです。
新しく出会う男性が優しく見える
元カレに対する憎しみが増幅すると、新しく出会う男性が優しく見えてきます。それでも、元カレの方が魅力的で忘れられないという事であれば、元カレを超える人を探し続けるしかありません。もし、元カレを超える人が見つからなければ、元カレと復縁を考えるしかないでしょう。
新しく彼氏を作ったとしても、元カレに対する執着を忘れられない可能性があります。元カレを超えられる男性が現れれば、元カレをすぐにでも忘れることができますが、元カレを超える男性がすぐに現れるとは限りません。
会った時に怒りを爆発させる
元カレに会った時には、最初に嬉しくても、徐々に怒りが爆発して突然に不機嫌になる女性も多いものです。言いたい事を言いたい放題に言うようになったら、もう放置しておいた方が良いでしょう。
相手を許せる?なら付き合える
憎しみの感情が消えたとき、もしかしたら単純に許せて「愛情」に変わることがあるかもしれません。相手に憎しみをもっていても、自分が成長できることはありません。自分に正直になって、元カレとやり直すことができれば、幸せな生活・結婚に進める可能性が出てきます。
元カレとの間には、過去にあった障害がたくさんあるので、周囲も反対するかもしれません。その障害ハードルが沢山あると、2人の恋はむしろ燃え上がる可能性があります。障害が恋を燃え上がらせるガソリンになって自分たちはメラメラと恋愛し始めるのです。
努力はすぐに報われない
恋愛の努力をしたからと言って、自分の思うような結果が得られるとは限りません。恋愛は、1人でするものではなくて、2人でするものだからです。努力で思ったとおりの結果がでなかったとしても、長い目で努力すれば、必ず良い結果に結びつくと信じて頑張ることが大切です。