仕切れる人と仕切りたがる人
仕切れる人は、周囲からの人望が厚くて多くの人とコミュニケーションを取りながら意見をまとめあげることができます。仕切れる人は、集団の利益のことを考えて行動できますが、仕切りたがる人が考えているのは自分の利益のことだけです。仕切れる人が「面倒なことを自ら引き受けて率先して行う」のに対して、仕切りたがる人は、面倒なことを誰かに丸投げして、自分がいいとこ取りをしようとする傾向があります。
面倒なことをリーダーが引き受けず、誰かに丸投げしたのでは、組織として成り立ちません。グループの利益よりも、自分の満足感ばかり優先させる人に対しては、仕切らせない方が良いと言えるでしょう。そのような人が仕切った場合には、組織が崩壊に向かってしまうからです。
優越感を味わいたいと思っている
劣等感が強い人は、「周囲から注目されたい」という強い欲求を持っています。そのため、自分がリーダー的な存在であることを示すことで、優越感を感じたいと思っているのです。仕切りたがる人は、周囲の話を理解したように「まとめたがる」傾向があり、そのことで「自分のリーダーシップを示そう」とする傾向があります。
全体の雰囲気を悪くする
仕切りたがる人が居るだけで、全体の雰囲気が悪くなる傾向があります。
周囲と人間関係が構築できない
自分が仕切ろうとする人は、自分が周囲と人間関係が構築できていないことに気がついていません。リーダーになる人間は、周囲との人間関係を大事にしたがる傾向があります。
自分より目立つ人をライバル視する
仕切りたがる人は、自分より目立つ人がいるとライバル視する傾向があります。
無能さが露呈して仕切れなくなる
仕切りたいだけの人は、「自分が無能である」ことに気がつく能力がありません。そのため、文句を付けたり、指示するだけは超一流になります。
行動しないのに指示しようとする
仕切りたがる人の特徴は、「行動しないのに指示したがる」ことです。自分で何も仕事をしないのに、偉そうに指示していたら、周囲から反発をかってしまうのは当然と言えるでしょう。