周囲に積極的に与える「ギバー」となることは、恋愛を成功させる前提ではありますが、ギブしてばかりの関係は長続きしません。自分のギブが自己犠牲にならないように、「自分の取り分をきちんと考える」ということが大切になります。頭の良い人は、この「自分の取り分」をきちんと計算することができます。
搾取されてしまうギバー
搾取されてしまうギバーは、テイカーに周囲を取り囲まれて、お金・時間・労力、そして精神力までも搾取されていきます。周囲のテイカーから攻撃を受けて、そして精神的に痛めつけられてしまいます。自分が「搾取されている」と思うのであれば、その環境から離れる必要があります。
”いい人”の周囲には、多くの人が集まってきますが、誰もがテイカーである可能性があるので注意が必要です。他の人にギブするのは良いことですが、自分を犠牲にしてギブしないようにすることが大切になります。
テイカーである人の特徴
テイカーである人の最大の特徴は、「利益がありそうな時になるとすり寄ってきて、利益がなさそうになると距離を取る」ということです。例えば、飲み会などで全く非協力的であったにも関わらず、可愛い女の子が来ると分かった瞬間に参加するというような人間です。
相手がテイカーだと分かった時点で、ギブすることを停止していく必要があります。
テイクが多い人を排除する
自分の近くにすり寄ってきて、何もしてくれないのに、クレクレというような人を排除していく必要があります。自分自身が相手に何かをしてあげた（ギブ）とすれば、相手にも「何かをやってとお願いする」ことが大切になります。まともな感覚の人であれば、お願いされたら、何かしてくれたりします。
自分自身の人生で、テイカーと付き合うのをやめて、ギバーと付き合う事を増やしていくことが大事になります。自己犠牲を行っていると、自分ばかりではなくて、相手のためにもならないことが多いのです。テイカーに時間・お金・労力を吸い取られて、自分のことができない「無能もの」と思われてしまいます。
人望を得るにはギバーになるべき
自分自身が大人になって人望を得たいのであれば、ギバーになることが大切になります。人から奪い取ろうというテイカーでは、長期的に見ると人が周囲に集まってこないので、人生で行き詰まりを見せるようになっ行くのです。
ギバーになることで、「誰かのために役立ちたい」という気持ちになり、自分のスキルを向上させることにも繋がります。例えば、会社のために役立ちたいと思って懸命に頑張れば、会社でそれだけスキルを伸ばせることもなります。何もしなければ、スキルは身に付きません。
ギバーとして実力を高めていく
人から奪おうとするばかりでは、自分自身の実力を高めることができません。それは、両親に対して甘えている「子供」と同じような状況になってしまうからです。大人になると、周囲の人が手取り、足取り成長を卯がなしてくれる訳ではありません。自分自身で成長する意識がなければ、いつまでも成長できないままになってしまいます。
例えば、男性が誰か女性を接待することを続けていれば、女性の接待に慣れていくことになります。それを継続することで、一時的にお金を使ったとしても、長期的に見ると様々な経験を得られていくことになるのです。
テイカーであれば実力が高まらない
テイカーでいることは、「自分の実力が高まらない」ことを意味しています。自分で実践して軌道修正していくギバーは、自分自身の実力がどんどん高まり、リーダーシップも発揮できるようになっていきます。だからこそ、自分自身が人に与えることが多い「ギバーであるべき」なのです。
自分自身が前向きになって、周囲のために貢献しようという意識を持つことで、自分の実力を伸ばして、ギバー同士の繋がりが強化されていきます。周囲のギバーを大切にすることができれば、さらに人生が良い方向に向かっていく事は間違いありません。
グループからテイカーを排除する
グループで皆が良い関係になるためには、テイカーを排除していく必要があります。自分のことしか考えないような人とは、距離をとったり、仲間で誘わないなども必要になることもあるでしょう。自分のことしか考えない人は、孤立していくことになります。
恋愛は組織作りと同じである
恋愛するという事は、「自分のチーム」を作ることと似ています。人間は、2人であったとしても、お互いに成長できる関係を構築することが必要になります。「相手から受け取るばかりで何もしない人」は、お互いに向上することができません。お互いにギブする関係になると、長期的な人間関係を構築することができるようになります。
